[時航研]比奈の諸国漫遊記

ユーラシアで旅に出たい。そんな夢を実現するために練習したりコラム書いたりバッグを作ったり…

旅って何だろう

これを読む諸君は旅をどう考えているのだろうか。

 

「観光地に行って美味しい物を食べる」


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これも一つの旅だろう。

「手軽な同窓会気分で遊ぶ」


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アリだとは思う。

 

だが、

私が考える旅とは、ただ目的地で遊ぶだけではなく、計画を立てたり、目的地までの移動を楽しむことでこそ、旅の実感を得られるのだと考える。

確かに飛行機で行った旅先にて風景や景色を楽しむ事も人によってはアリなのかもしれない。

 

しかし私は時刻表をめくり、ホームからホームへと走り、自転車を輪行袋から出して知らぬ街道をひたすらに走る事こそが旅なのだと思う。

 
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24時過ぎに小田原からムーンライトながらに乗り、朝6時に大垣で在来線に乗り換え、一日で1000kmを在来線と自転車のみで走りきる、そんな旅を諸君は胸に抱かないのだろうか?

 

たちばな丸の2等船室でドカタのおじさんからパンを貰い、東海道本線の車内で見知らぬオバちゃんにミカンをもらう。三原駅ではホームレスからドヤを教えてもらい、広島駅ではお好み焼き屋で赤いユニフォームに囲まれながら横浜の応援歌を歌う。

そんな旅しかして来なかった私だが、飛行機で現地へ飛び、宿屋の女将としか話さないような旅よりは幾分かはマシな旅だと信じている。

 

諸君に再度問いかけたい。

 

君の旅は何を目的としているんだろう?

 

どこぞの古代マケドニアの王が言ってた。

「彼方にこそ栄えあり」

イギリスの探検家も言ってた。

「見知らぬ街で自分が孤独だと気づけることは、世界で最も歓喜することのひとつである」

どこだかの美術家も言ってた。

「あらゆる旅はその速さに比例してつまらなくなる」

 

時間を気にして旅の日程を決めた瞬間、全ての感動はその時間なりのモノになり下がるのではないだろうか。

 
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さて、君が出かけるのはいつの日なんだろうか。