比奈の首都圏アンダーグラウンド探訪①
首都圏にはいくつもヤバいと言われる場所がある。
国内最大クラスの風俗街「堀之内」「吉原」。
すべての吹き溜まり、「寿町」「日進町」「山谷」。
地上げ後「川○案件」「中○45番街」「杉○ドメイン蘆花」…
電波住宅「羽田大鳥居」「江古田」「喉チップおばさん」
数え切れぬ程のアンダーグラウンドがひしめく首都圏は関西より「は」幾分歩きやすい。
異国民に絡まれたり、住所不定無職に水を掛けられたりすることもなければ「あ○りん地区」のように暴動が起こる事も少ない。
だが、アンダーグラウンドに行く者は注意してもらいたい。
近づくだけで命の危険がある場所、というのは首都圏にもあるのだ。
名前には出さないが
この辺りとか
この辺りとかの様に
近づくだけでゆんゆんしい雰囲気を感じるエリアはあるのだ。
何とは言わないが遠く離れた祖国への愛に充ち満ちた人たちだったり、パーソナリティに問題を抱えたが故に不適合者としてしか生きられない人たちだったりが多く住むエリアと言うのはある程度分かっているのである。
まあ、そういうのは敬愛する逢坂さんがやってらっしゃる東京DEEP案内さん( http://tokyodeep.info/ )におまかせするとして、私としてはこの界隈での泊まれる&食えるスポットを少しずつ紹介していきたいと考えている。
(趣味と言うより半分仕事でさっき述べたエリアを探訪するので)
第一回はそのウチ公開しようかと考えているが、一発目は横浜黄金町かなー、などと考えている。
横浜黄金町を一言で説明すると「元」違法風俗街である。
諸君は「ちょんの間」という言葉を聞いた事はあるだろうか?
ないという諸君に説明するが、それは「飲食店」の形態を取っている。店に訪れた客がその飲食店にいた女の子と意気投合し、付き合うのである。で、そのまま店の2階だとか奥にあるスペースで何やら色々した後別れ、店に飲食の代金を支払うのである。
つまり、うん、飲食店であって風俗店ではないと言ったタテマエで営業するのが「ちょんの間」でありこの黄金町で行われていた事案の全貌なのである。
しかし、10年ほど昔、それほど遠くない「みなとみらい」で行われた開国150年を記念した博覧会『Y150』の開催前夜、壮絶な諍いの末にこの黄金町は衰退する事となる。
世に言う「黄金町·初音町クリーンアップ作戦」である。
神奈川県警の威信が掛かったこの作戦で黄金町で営業していたちょんの間は根絶されたのだ。
その後、黄金町一体には廃墟直前となったちょんの間の店舗跡が残され、そこがギャラリーとして廉価で貸し出されたのである。
そして現在、このエリアは(以前に比べれば)非常に治安も良くなっており、歩きやすくなっている。
そんなエリア付近の美味い飯を次回の更新で紹介していきたいと考えている。