比奈の諸国漫遊記

ユーラシアで旅に出たい。そんな夢を実現するために練習したりコラム書いたりバッグを作ったり…

フレームの決め方悩み方

おはよう諸君。

 

旅とかレースとかで使う自転車ってどうやって決めてるかな?

 

まさか店頭に置いてある完成車を適当に買ってサドルの高さだけ調整してる、なんて人はいないよね…?

自転車を買う時には今日話す幾つかのポイントをしっかりと考えながら買ってくれると私としても嬉しいのである。

 

 

1つめのポイントを説明する前に、まずは「フレームサイズとは何なのか」を知ってもらいたい。

 

店頭に置いてある何本もの自転車には大抵XS-XLまでの大雑把な規格とフレームサイズ53とかいうよく分からない数字が書いてある2パターンがある。

 

大雑把な規格はお店の人に聞くなりしてからにしてほしいんだけど、まあ大体のスポーツ自転車が置いてあるようなお店では買おうとしたチャリのサイズが違えば言ってくれる。

もし何も言わずに売ってくるような店があるならそこは使わないほうが良い店なんだと思う。

 

で、そんなフレームサイズについては少し面倒くさいポイントがある。

それがホリゾンタル換算とトップチューブ長について、である。

 

しかし、これ以降は自転車の部位についてある程度の知識がないとほとんど話せないので今ここでユーラシアちゃんを見本に説明してしまおうと思う。
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ステム…ハンドルとフレームをつなぐ銀色のL字の金具がみえるだろうか?これがステムである。

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ヘッドチューブフォークとステムをつなぐパーツ。ここが長いチャリは大抵デカい。遠目に見る時にはここの長さで判断する事。
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(後ろでボヤケてるブリジストンロゴの部分がヘッドチューブ)

 

フロントフォーク…前輪と接続してフレームを支える。
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トップチューブ▽の上の辺。大抵の自転車はここの長さでサイズ表記をおこなう。
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ダウンチューブ…シフターケーブルが付いてたりドリンクホルダーが付いてたり(上の写真でボトルが付いてるチューブがそれ)と色々便利。ここが広いチャリは旅に向いてる(個人の感想です)

 

クランク·チェーンリング…ペダルが付いてる。ここの長さを変えると短足から貧脚まで便利に乗れるようになる。
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BB…ビービーとかボトムブラケットとか色々呼ばれる。少なくともボールベアリングとかトヨタのクルマではない。クランクシャフトを安定して回転させるためのパーツ。圧入とかテーパードとかホローテックとか言う規格が溢れているのでまたいずれ話す予定の部分。

 

シートチューブサドルの下の銀色の部分以下からクランクの付け根まで。フロントディレイラーを付けたり電動変速のバッテリーが入ったり。ちょっと前に自転車レースで違法改造したモーターが入ってたのもココらしい。

上の方の写真で色々なステッカーを貼ってある部分がシートチューブ。高級車だとここにこんな感じで素材のブランドが書いてある事がある。大抵クソが付くほど高いからほとんどお目にかからないと思う。
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シートポスト…サドルとシートチューブの間の銀色に見えるパーツ。色々な太さがあるのでお気に入りの自転車に付けるための交換パーツを買う時には要注意。私はここにキャリア(荷台)を付けていることが多い。
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シートステー…後ろ側の△を構成している、上から後輪に向かう部分。ブレーキ台座とか荷台とか泥除けとかは基本的にはここで1辺を支える。

上の写真だと楕円形の切り口が見えてるのがシートステー。

 

チェーンステー…BBから後輪のハブまで向かう足。多くの人はチェーンオイルまみれになってたり、脱落したチェーンのせいでボロボロに塗装が傷んでいたりもする。ここがキレイな奴は信用出来ない(何様なんだ)
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で、元に戻ってトップチューブ長についての説明をしようかと思う。まあ、上の説明にもあった通り、トップチューブの長さでチャリの大きさがほぼ決まるため、多くの人は自転車のサイズを説明する時にトップチューブ長を表記する。ほとんどの人は480〜550くらいのトップチューブ長になると思う。


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ちなみに私のユーラシアちゃんは530くらいである。私自身180ちょっとほどの身長なので多分普通サイズの人からするとそこそこデカい可能性がある。

 

まあ、ここが長いとフレームがデカくなる、って事くらいは分かってくれたのではないか、と思う。

で、ホリゾンタル「換算」こそが一番面倒くさい部分だと思う。

 

現代の自転車は多くの場合ユーラシアちゃんのように上縁が地面と平行になっていない事が多い。そのフレームの事を通称「スローピングフレーム」と呼ぶ。

前まで持ってたGTもスローピングチューブであった。
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しかし、これらのフレームのサイズをそのまま表記すると、ホリゾンタルフレームに比べてとんでもない巨人の乗り物になるために使われるのがホリゾンタル換算である。

 まあ、ホリゾンタルならこんな感じ〜って図も多々あるのだが、スローピングのホリゾンタル換算に関してはフレームごとに換算量が違うために一概に表記する事が出来ない。

 

メーカーによってバラバラの基準を指標に買わねばならぬ分、面倒くさいのである。

 

で、2つめのチャリ選びのポイントはそのチャリを何に使うか、なのである。

 

まあ、大体の人はロードバイクを日常生活で使う事はない、って事くらいは分かっていると思う。

スーパーマーケットで夕飯の材料をカゴに山積みにして、パンパンに膨れたビニール袋をロードバイクに積載しよう、なんて奴は少しおかしいのである。

 

用途を大まかに分けると「レース」か「旅」になる。

 

レースにわざわざクソ重い鉄のフレームを使うのは酔狂だし、

旅に荷物が積めないカーボン製の超高性能エアロフレーム、ってのもおかしい。

 

なので、まずはどういった乗り方がメインになるのかを考える必要がある。

 

私の場合はほとんどレースには出ないし、アンダーグラウンド探訪と称して100km単位の移動も多々あるためにユーラシアちゃんが一番適している状態なのだが、

私が出入りしている自転車店の店主であるM川さんの場合だと週に一度のポタリングはチタンのホリゾンタルフレーム、月に一度のお友達との練習ではTIMEのフルカーボンに電動コンポが付いたスローピングフレーム、と言った様に用途に応じて乗り方や、フレーム自体が変わるのだ。

 

で、その上でどうやって乗るか、なのだ。

有り余る金をすべて吐き出したい、なんて奴ならフレームをフルオーダーするのが一番なのだが、そんな金はない、という諸君にはどちらかを選んでもらいたいと思う。

 

まあ、私としてはクロモリやらチタンやらに乗っている人が増えてくれれば良いのだけれど。